先日、ASA新聞の会津支局長との読者座談会があり、支局長が女性の方なので、興味があり参加しました。
月間折込紙のなかの「支局だより」に執筆しているかたで、ご本人は、身辺雑記と謙遜していますが、身近なことに着目していて、共感することばかり。状況説明から主観までを1000文字にまとめることに毎回感心しています。的確な言葉で、わかりやすくて、さすがですね。
当日は、ゆったりめのセーターにスパッツとラフなスタイルで、お話をされていました。入社11年目にして、分野にこだわらずに記事がかけると希望した1人支局の支局長のはずが、赴任して5日後に、「高校生による母親殺害事件」があり、3ヶ月そればかり。本社から30人の応援が来ても、自分自身会津の右も左もわからず、その上ペーパードライバーで身動きとれなかったり。とユーモアを交え、苦労話をしてくれました。
赴任して2年間の会津への感想も話してくださいました。
*おそばがおいしくて、東京のそばは食べれなくなった。
*山菜もおいしい。ふっくらしていて、品物(質)が良い。
*温泉にも感動。魅了された。自分は、大分生まれなので、温泉も多いが、こちらは スケールが大きくて、ロケーションも良い。共同浴場もきれい。地域の人が真面目なんだろう。
*地域で共有、受け継ぐ伝統がある。守っている。(祭り。祠。神社。仏閣。)
*宣伝下手。(豊かなせいか?)
*「ふるさとが好き」という人が多いが、でも口下手。(どこが好き。と聞くと答えてくれない。)
*仲間意識が強い。(外に向け、内が一丸となる。)ものがいいづらい雰囲気がある。一般的に冒険しにくい。一般的な意見が言いにくい。なるほどと再認識しました。
記事を書く立場からは、会津は、全国的に知名度があることに加え、会津から発信した記事に対して期待度が高い。それは、会津に対するイメージベースがプラスから始まっているようで、他に類をみない。と話してました。
私にとって全ての話が新鮮でした。会津がどう見られているのか。貴重な意見。参考になりました。
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