2月17日(火)
先日、読売新聞の「顔」というコナーに
掲載されていた記事について、とても参考に
なったことを書いてみます。
内容はパートから、JR東日本の子会社の営業所長に
なった女性についてのことでした。
その女性は、子育ても一段落し「このままでいいのかな?」
と思い、自転車で通えるJRの駅の売店に勤め始めたそうです。
売っても売らなくても給料は同じ。
違和感を覚え、自分がおいしいと思った弁当は目立たせ
お客さまに一言、「おいしいお茶もいかがですか?」と
話しかけたそうです。
すると、売上はどんどん伸び8年後には
JR子会社の正社員となり、一昨年営業所長に
パート出身初めての抜擢だったそうです。
最近では、9種類の弁当の開発、売上を5000万円も
増やした。
一個の弁当は高くて1500円、「スーパーなら家族の食材を買える
価格です。」と彼女は言っています。
だからこそ、「ただの幕の内じゃダメ、」「他にないものを」
業者さんには、言うべきことは言うと
そして「会社組織のにおいが染み付いていないからこそ、常識を
ひっくり返せるのでは」とも彼女は言っている。
まさしく、顧客目線「わたしだったら」「こんな弁当だったら」
お客様に、喜ばれることを基本とした行動です。
それを、あきることなく長年やりつづけること。
出世、お金、が目的ではなかったからこそ、長年かけて「顧客目線」を
大切にすることが、できたのかも知れないと私自身は感じました。
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